ねりまの南西

旅行記、勉強や研究、思うことなど

お忍び長崎・佐賀紀行②

翌日、蛍茶屋の営業所で路面電車の一日券を買う。3系統の電車に揺られ、まずは平和公園原爆資料館へ。修学旅行の時期であるため、小中高生が多かった。

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戦禍の悲惨さは大いに実感した。
小学校の修学旅行では広島に行ったが、当時はあまりに現実離れしたその出来事に、十年ちょっとの人生経験では理解しきれなかった部分もあった。それから十何年と経ち、いま見ることでようやく理解できた悲惨さがどこかあったと思う。

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平和公園の像を見てから浦上天主堂へ。
ここをみたあと、新地中華街で宿の人におすすめされた江山楼へ。ちゃんぽんを食べる。
14時台ということもあってか、落ち着いて食べられた。

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そのあとは出島へ。跡地に看板が残る程度かと思ったら、ちょっとしたテーマパークのようだった。

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次は大浦天主堂へ。日没までに山へ行きたかったのでちょっと急いで見て回った。資料館は特に大急ぎで見て回った。

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天主堂横の祈念坂を上り、小さな眺めのいい公園へ。この辺りは細い階段が各所にあり、坂の町であることを実感できる。

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日の入りは山に遮られ見えなかった。もう少し上ってグラバー園の、山側の入口前へ。グラバースカイロードのエレベーターへのアプローチから市街地が綺麗に見えた。

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このあたりも猫がたくさんいた。

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せっかくならもっと上まで上りたいと思い、案内板を頼りに鍋立山公園へ。近いと思ったら結構な上りようで、さすがに息絶え絶え。やっとの思いで額に汗を流しながら、頂上へ到着。
ちょうどあたりが暗くなりつつある時間帯で、移り変わる街と夕焼ける海の景色を堪能できた。

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結構長い時間いたと思う。来た道はおそらく真っ暗で帰れないので、住宅地を迂回しながら大橋駅まで下ることにした。坂の街らしさを味わいながら下山した。

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おなかがすいたので、思案橋で一口餃子を食べる。意外と少なくて物足りなかったがおいしかった。

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そのあと、正覚寺高島秋帆旧宅をみて、乗りつぶしもかねて崇福寺から数駅乗る。

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(暗くてわかりにくいが崇福寺駅は川の上にある 写真右側に見えるのが川)
やっぱりまだ満腹ではなかったので、五島うどんを食べに戻る。これもまたうまかった。

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最後に帰りに眼鏡橋をみてから宿へと戻った。

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宿には昨日会ったひとと、大村から来た女性がいた。長崎のガイドをする方らしく、今日は仕事がてらゲストハウスに泊まりたくて来たらしい。
明日は外国人を連れてハウステンボスを案内するんだとか。話が弾み、また夜遅くまで語りあかした。
ここで、佐賀に行こうか、という話をしたら、数日後にバルーンフェスタがあるとその女性から聞いた。
調べたら明後日からなので、これは行くしかないと早速九州を出る船便を1日ずらして佐賀に泊まることにした。